大人が自己肯定感を上げる方法「表面」ではなく「土台」と「環境」で決まる

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自己肯定感を上げる方法として、着飾る、資格を取る、といった表面の対策がよく語られます。でも実際には、その表面の対策が効く人と効かない人がいて、その違いは幼少期にできる土台の有無と現在の環境にあると思います。

着飾る、資格を取るという表面の対策

女性の中には、婚活をするわけでもないのに、すごく着飾ろうとする人がいます。長い目で見れば同じ労力を自己投資に回してお金を稼ぐこともできるのに、そうしないのは、着飾ることが手軽に自己肯定感を上げる方法だからです。ただしこれは、歳をとると衰える自信でもあります。

一方で、若いうちにさっさと結婚するために着飾るタイプもいます。子どもを産む場合、女性がフルタイムで働きながら家事育児をするのは相当ハードなので、高収入の男性と結婚して家事育児に余力を残すのは正当な戦略の一つです。このタイプは結婚したらあまり着飾らなくなります。同様に、結婚後も続けやすい仕事でキャリアを築いておくことも自己肯定感を育てます。結婚後に続けにくい仕事だと、キャリア由来の自己肯定感が結婚を機に折れてしまう可能性があるからです。

資格を取ることも同じ構造を持っています。ただし、資格取得が疲労につながれば、かえって不機嫌になり周りと衝突し、自信を失うことになります。ちょうどいい負荷の生活を保つことが前提条件です。

土台がある人とない人の違い

こうした表面の対策が効くかどうかを分けるのは、学生時代までに、親に愛された経験、勉強やスポーツや芸術を頑張った経験、友達と遊んだ経験、夢を追いかけた経験、自分の機嫌を自分で取る練習、時間管理の練習といった土台です。

土台ができている人は、あるコンプレックスがあっても、努力して人並みになれば、それで解消されます。土台ができていない人は、人並みに届いてもまだ満足できません。成功体験があっても自信がない人がいるのは、この土台が理由です。

二種類の自己肯定感の低さ

自己肯定感が低いといっても、対処法は一つではありません。親とのわだかまりを自分なりに整理して、土台そのものを作り直す必要があるタイプと、土台はすでにできていて、その上に積む成功体験が単に足りていないだけのタイプがあります。

環境が視野を狭くする

家族や職場でいじめられている場合、視野が狭くなってしまいます。DVを受けている女性が無力感を学習して逃げられなくなるのも同じ構造です。自分は十分な学歴があっても、家族がもっと高学歴で比較され続けたケースなども含め、コンプレックスは環境によって作られる部分が大きいものです。普通の顔でも、親から言われ続ければコンプレックスになります。

特技がないことも一つのバランス

「自分には何もない」と感じている人は、実はバランス型なのかもしれません。バランスの悪い突出した特技を持つ人からすれば、それは羨ましいことでもあります。自信のない理由も、自信のある理由も、他人から見ればどちらもたいしたことがなくていいのです。

長所のリストアップより、環境と相性

自己肯定感を上げるために自分の長所をリストアップするより大事なのは、自分に合った環境と相性に囲まれることだと思います。相性の悪い相手と無理に関係を続ければ、自信は失われていきます。だからこそ、若いうちにどんなタイプと相性が悪く、どんなタイプと相性がいいかのデータを集めておくことが役に立ちます。占いや心理テストを、その手がかりとして活用するのも一つの方法です。

まとめ

自己肯定感は、着飾る、資格を取るといった表面の対策だけでは説明できません。土台があるかどうか、その土台が壊れているのか単に積み上げが足りないだけなのか、そして今どんな環境と相性の中にいるか。この3つを合わせて見ないと、本当のところは分からないと思います。

こちらも自己肯定感の記事です。

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