婚活を始める前に「自己分析が大事」と言われて、結婚相談所のサイトや本に載っている質問シートを開いてみたものの、何も書けずに止まってしまった経験はありませんか。
「なぜ結婚したいのか」「理想の相手はどんな人か」と聞かれても、頭の中で考えるだけでは答えが出てこない。書き出してみても、なんだか他人事のような言葉が並んでしまう。そんな感覚を抱く人は、決して少なくありません。
実はそれは、自己分析の方法が合っていないだけかもしれません。紙に向かって内省するスタイルが得意な人もいれば、すでにある体系に自分を当てはめて気づきを得る方が向いている人もいます。
この記事では、私も実践してみた太陽星座と九星気学の本命星という2つの占いを組み合わせて自分を見つめ直す方法をご紹介します。西洋と東洋、それぞれ違う角度から自分を知ることで、自分でも気づいていなかった一面が見えてきました。
婚活の自己分析が大事と言われるけど、何から始めればいいかわからない
結婚相談所のブログやサイトを見ると、婚活を始める前にやるべきこととして、ほぼ必ず「自己分析」が挙げられています。
- なぜ結婚したいのか
- 結婚相手に求める条件は何か
- これまでの恋愛で何がうまくいかなかったのか
- 自分の長所・短所はどこか
こうした質問に答えていく形式の自己分析シートが、結婚相談所の入会前カウンセリングや婚活サイトで広く使われています。考え方としては、就職活動の自己分析とよく似ています。自分を知らないまま動き出すと、相手選びの軸がブレてしまい、婚活が長引く原因になる、という理屈です。
理屈としては納得できます。ただ、実際にこのシートを目の前にすると、手が止まってしまう人も一定数いるはずです。
理由はいくつか考えられます。一つは、こうした質問の多くが「内省」を前提にしている点です。自分の内面を客観的に振り返るのは、誰にでも簡単にできることではありません。普段から自分の気持ちを言語化する習慣がない人にとっては、白い紙とペンを渡されただけでは、何から書けばいいのか分からなくなってしまいます。
もう一つは、「正しい答え」を探そうとしてしまうことです。婚活の自己分析シートには「結婚相手に求める条件を3つ挙げてください」のような項目がありますが、これに対して「本当にこれでいいのか」と迷い始めると、いつまでも書き終わらないということもあります。
私自身、こうした質問シートに向き合ってみたものの、かなり悩みました。婚活そのものはまだ始めていませんが、将来に向けて自己分析だけは先に進めておきたいと思っていたので、いくつかのやり方を試しました。
自己分析を後回しにしたまま婚活を始めてしまうと、相手を選ぶ基準が定まらず、出会うたびに条件で判断したり、逆に「いい人だけど何か違う」というモヤモヤを繰り返してしまうことがあると言われています。だからこそ、多くの結婚相談所が入会前の自己分析を勧めているのですが、その「やり方」については、紙に書き出す方法しか示されていないことがほとんどです。やり方が一つしか提示されていないために、それが合わない人は自己分析自体に挫折してしまう、という構造があるように思います。
自己分析が苦手なら、占いという「外からの視点」を借りる
書き出す形式の自己分析以外にも、私が試したのが占いでした。
占いと聞くと、運勢や恋愛の行方を知るためのものというイメージが強いかもしれません。ですが、四柱推命や西洋占星術、九星気学といった占術は、もともと「人間の性質を体系的に分類する」という側面を持っています。生年月日という客観的なデータを使って、すでに用意された型に自分を当てはめていく作業なので、ゼロから内省する必要がありません。
これは、紙に向かって「自分はどんな人間か」と考え込むスタイルとは対照的です。占いの場合、まず「あなたはこのタイプです」という仮説が先に提示され、それを読みながら「当てはまる」「当てはまらない」と確認していく形になります。白紙から書き出すよりも、選択肢を見ながら絞り込んでいく方が取り組みやすいという人には、この順番が合っているのではないかと思います。
もちろん、占いの内容を100%信じる必要はありません。大切なのは「当たっているかどうか」よりも、「自分について考えるきっかけになるかどうか」です。占いの結果を読んで「ここは当てはまる」「ここは違う」と感じること自体が、すでに自己分析の一歩になっています。
書き出す形式の自己分析と占いを使った自己分析を比べると、進め方の違いがはっきりします。
| 書き出す自己分析 | 占いを使った自己分析 | |
|---|---|---|
| 出発点 | 白紙の質問シート | あらかじめ用意された性格の型 |
| 進め方 | ゼロから内省して言葉にする | 当てはまる・当てはまらないを確認していく |
| 向いている人 | 普段から内省や言語化に慣れている人 | 選択肢を見ながら絞り込む方が得意な人 |
| つまずきやすい点 | 「正しい答え」を探して手が止まる | 結果をそのまま信じすぎてしまう |
どちらが優れているという話ではなく、自分に合う入り口を選べばいいだけです。私の場合は、白紙から内省するよりも、すでにある型に当てはめて「ここは当たっている、ここは違う」と確認していくほうが、圧倒的に手が動きました。
私は元々、四柱推命や西洋占星術、九星気学といった複数の占術に関心があり、自己理解のツールとして使ってきました。今回は、その中でも比較的取り組みやすい「太陽星座」と「九星気学」の組み合わせを使って、婚活前の自己分析をしてみることにしました。
太陽星座×九星気学で自分を知る方法
太陽星座でわかること
太陽星座は、西洋占星術の中でもっとも基本的な指標です。生まれた日にちによって決まり、12種類に分類されます。
太陽星座が表すのは、その人の「アイデンティティ」や「武器」「人生で大事にしたい価値観」だとされています。自分でも比較的意識しやすい、表に出やすい性格の部分とも言われます。例えば、行動力があって物事をはっきり決めたいタイプなのか、安定や心地よさを重視するタイプなのか、人とのつながりや会話を大切にするタイプなのか、感受性が豊かで内面を大切にするタイプなのか。星座ごとに、こうした傾向の違いが整理されています。
具体的に見てみると、行動力のある星座は「自分から動いて関係を進めたい」という傾向があるとされ、安定志向の星座は「じっくり時間をかけて関係を築きたい」という傾向があるとされます。社交的な星座は「会話を通じて相手との距離を縮めたい」タイプ、感受性の強い星座は「共感や心の繋がりを大切にしたい」タイプ、というように、結婚観や恋愛のスタイルにもそれぞれの傾向が表れると言われています。
婚活の自己分析という観点で見ると、太陽星座は「自分がどんな人生を望んでいるのか」「結婚生活において何を大事にしたいのか」を考えるヒントになります。例えば、自分の太陽星座が「安定や心地よさを重視するタイプ」だと分かれば、婚活において焦って結論を出すよりも、じっくり相手を見極める進め方のほうが自分に合っている、という気づきにつながります。
九星気学でわかること
九星気学は、東洋の占術で、生まれた年・月・日からそれぞれ「本命星」「月命星」「日命星」という3つの星を導き出します。一白水星から九紫火星まで、9種類の星に分類される占いです。
このうち、自己分析の入り口としてまず見るべきなのは「本命星」です。本命星は生まれた年によって決まる星で、九星気学において最も重要とされています。社会的な顔や、その人の本質的な性格、人生全体を通じての運勢の傾向を表すとされ、20歳を過ぎてからはこの本命星の影響がもっとも強く出てくると言われています。「人柄が出るのは本命星の方だ」と感じる人も多く、まずはここから自分を知っていくのが分かりやすい順番です。
本命星は、次の手順で簡単に調べることができます。
- 自分の生まれた年(西暦)の4桁の数字を、1桁になるまで足し算する(例:1990年生まれなら 1+9+9+0=19 → 1+9=10 → 1+0=1)
- 11から、その数字を引く(例:11-1=10。10になった場合はさらに1+0=1とする)
- 出てきた数字が、本命星の最初の数字に対応する(1なら一白水星、2なら二黒土星…という具合に9まで対応)
ただし注意点として、九星気学では1年の始まりを2月の節分(おおむね2月3日〜4日ごろ)とするため、1月1日から2月3日までに生まれた人は、誕生年ではなく前の年で計算する必要があります。早見表もインターネット上に多く公開されているので、計算が苦手な方はそちらで確認してもかまいません。
本命星には、太陽星座と同じように、それぞれの星ごとに大まかな性格の傾向が整理されています。柔軟性があって人当たりが良いタイプ、地味だけれど堅実で努力を惜しまないタイプ、行動力があってエネルギッシュなタイプなど、星ごとに異なる人柄の傾向が示されています。
2つを組み合わせて見えてくること
太陽星座は西洋的な視点から「武器」を、本命星は東洋的な視点から「人柄」を映し出します。この2つを並べてみると、一つの占術だけでは見えなかった部分が補い合う形になります。
太陽星座と本命星は、それぞれ生まれた背景の異なる占術なので、見ている要素にも重なる部分とずれる部分があります。例えば、太陽星座で「人と関わるのが好きなタイプ」だと出ていても、本命星では「地味で堅実、コツコツ型」という性質が示されることもあります。一見すると矛盾しているようですが、これは「人付き合いは好きだけれど、根っこの部分では着実に物事を進めたい性格」というように、自分の中の異なる側面として読み解くことができます。
婚活の自己分析において大事なのは、こうした自分の中の複数の側面を、なるべく早い段階で把握しておくことです。表向きの自分だけを基準にプロフィールを書いたり相手を選んだりすると、後から「思っていた自分と違った」というズレが生じやすくなります。
実際にやってみた体験談
私は実際に、自分の太陽星座と本命星を調べてみました。
太陽星座からは、自分の仕事の武器がはっきりと見えてきました。一方で、本命星を見たときには、それと全然違う人柄という発見がありました。仕事の武器と、本命星が示す本質的な人柄とのあいだに、ちょっとしたギャップがあることに気づいたのです。
このギャップに気づけたことは、紙に向かって質問に答えるだけの自己分析では得られなかった収穫でした。「結婚相手に求める条件を3つ挙げてください」と聞かれてもすぐには出てこなかったのに、占いの結果を読みながら「ここは当てはまる、ここは意外だった」と確認していく中で、自己理解が深まっていきました。
特に印象的だったのは、表向きの性格と本命星が示す性格が違う場合、婚活においてどちらを基準にすればいいのか、という視点が得られたことです。例えば、初対面では社交的に振る舞えるタイプであっても、本命星では地味で堅実な性質が出ているのであれば、お見合いやデートの場で「無理して明るく振る舞ってしまう」というパターンに気づきやすくなります。これは、占いを使わずに自分一人で内省していたら、なかなか言語化できなかった部分です。
太陽星座と本命星で自分のことが大まかに見えてきたら、そこからもう一歩進めて、運命の相手についても占いを使って考えてみるのも面白い方法です。私の場合、結婚相手の特徴を占うなら電話占いで四柱推命を見てもらうのがおすすめだと感じています。四柱推命は生年月日から相性や巡り合う相手の傾向を読み解く占術で、恋愛や結婚に関する鑑定を得意とする占い師も多くいます。
さらに、電話占いで出てきた「運命の相手はこんな性質を持っている」という鑑定結果を、そのままにせず、AIに「人相学で言うとどんな顔の特徴を持つ人が当てはまりますか」と聞いてみるのも一つの楽しみ方です。占い師から得られる情報は性質や運勢が中心ですが、それを人相学という別の視点に翻訳してもらうことで、より具体的なイメージが湧きやすくなります。占いとAIを組み合わせて使うことで、一つの鑑定結果をいろいろな角度から眺めることができ、自己分析や相手探しの材料がさらに広がっていく感覚があります。
ただ、ここで得られたのは「自分はこういう人間らしい」という理解であって、「だからこういう相手と結婚すべきだ」という結論まで一気に飛ぶものではありません。自己理解が深まったことで、これから理想の相手像を考えていくための土台ができた、というのが正確な言い方だと思います。占いは答えを与えてくれるものではなく、自分自身についての仮説を立てるための材料だと捉えておくのが、ちょうどいい距離感だと感じています。
自己分析が終わったら、次はどう動く?
占いを使った自己分析によって、自分の価値観や本音の傾向がある程度見えてきたら、次のステップは「自分に合う婚活の方法を選ぶこと」です。
婚活には大きく、結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティーなど、いくつかの方法があります。自己分析で「本音では一人の時間も大事にしたいタイプ」だと分かったのであれば、マッチングアプリのように自分のペースで進められる方法が合うかもしれません。逆に、「サポートを受けながら着実に進めたい」という傾向が見えたのであれば、仲人がついて相談しながら進められる結婚相談所のような形式の方が、安心して活動できる可能性があります。
自己分析の結果は、どの婚活方法を選ぶかだけでなく、結婚相談所の中でもどんなタイプの仲人やサポート体制が合うかを考えるときにも役立ちます。例えば、本音では物事をじっくり考えてから動きたいタイプだと分かっていれば、スピード重視でお見合いを組んでいくスタイルの相談所よりも、一人ひとりのペースに合わせて相談に乗ってくれる仲人型の相談所のほうが、ストレスなく活動を続けられるかもしれません。
紙に書く自己分析が苦手でも、占いという入り口から自分を知ることで、婚活の土台を整えることができます。自分を理解する方法は一つではありません。質問シートに向き合うのがしんどいと感じたら、占いという別の入り口から、自分自身に会いに行ってみるのも一つの方法です。
これから婚活を始めようと考えている方は、いきなり登録から始めるのではなく、まずは自分の太陽星座と九星気学の本命星を調べてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
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