「副業したいけど、本業だけでもう精一杯で……」
そう思っている人は多いのではないでしょうか?
私は疲れやすい体質です。疲れやすいと仕事が終わると何もできない日が続いて、副業なんて自分には無理だと感じてもおかしくありません。
私は、絵本作家、ストックイラスト、オーダーイラスト、ハンドメイド作家、そしてブロガーをやってきました。
正直に言います。副業は、体力がないとしんどいです。 これは本当のことで、「疲れていても大丈夫!」と軽く言うつもりはありません。
でも、だからこそ気づいたことがあります。
体力がない今のうちに、仕込んでおくのが一番いい。
産休中、育休中、介護休暇中、病気で休んでいる時期。そういう「休んでいる時間」は、副業を始めるための準備期間として、実はとても恵まれた環境です。本業の疲れがない分、少しだけ動ける余白があるからです。
この記事では、疲れやすい私が実際に経験してきたことをもとに、体力がない人が副業と向き合うための現実的な考え方をお伝えします。
「いつか余裕ができたら始めよう」と思っている方に、読んでほしい内容です。
体力がないと、副業は正直きつい
本業が終わると何もできない現実
仕事から帰ると、ソファから動けない。夕飯を作るのがやっとで、あとは寝るだけ。そんな日が続いていると、「副業しよう」という気力すら湧いてきません。
疲れやすい体質の人にとって、これは甘えではなく現実です。体力は有限で、本業に使い切ってしまえば、残りはほぼゼロになります。「副業している人はどこにそのエネルギーがあるんだろう」と不思議に思ったことが、私も何度もありました。
副業を始める前に知っておいてほしいのは、体力がない状態で副業を上乗せするのは、単純にきついということです。これは事実として受け止めておく必要があります。
「疲れているのに副業しなきゃ」のプレッシャーで消耗する
SNSを開くと、副業で稼いでいる人の投稿が目に入ります。「会社員しながら月○万円達成」「育休中に収益化」そういった言葉を見るたびに、焦りと罪悪感が積み重なっていきます。
疲れているのに、やらなきゃいけない気がする。でも動けない。その板挟みが、体よりも心を消耗させます。
副業そのものより、「できていない自分」を責め続けることの方がずっとしんどいのです。私自身、このループにはまって、何度も疲弊しました。やる気があっても体がついてこない。体が動いても、今度は気力がない。そういう時期が確かにありました。
無理して始めた副業が続かなかった人の共通点
疲れているのに無理して副業を始めると、たいてい同じパターンで終わります。
最初の数日は頑張れます。でも本業の疲れが蓄積するにつれて、副業に使える時間も気力もどんどん減っていきます。「今日は疲れたから明日やろう」が続いて、気づいたらそのまま止まってしまう。
続かなかった理由は、意志が弱いからではありません。体力という土台がない状態で、上に積み上げようとしたからです。
だからこそ、副業と体力の関係は正直に向き合う必要があります。無理をしない副業の仕込み方が、疲れやすい人には絶対に必要です。
休んでいる今こそ、副業を仕込む最大のチャンス
産休・育休中は時間と体力が再配分される時期
産休・育休中は、本業の疲れから解放される時期です。もちろん育児は大変ですが、仕事のストレスや通勤疲れがなくなる分、使えるエネルギーの配分が変わります。
赤ちゃんが寝ている時間、少し落ち着いた午前中、夜のまとまった時間。完璧に集中できる環境ではないけれど、本業をしながらよりは、動ける余白があるのは確かです。
この時期に副業の基盤を作っておくと、育休が終わって仕事に戻ったあとも、仕込んだものが静かに動き続けてくれます。
介護休暇・病気休暇中も「動ける時間帯」がある
介護や病気での休職中は、精神的にも体力的にもきつい時期です。無理をする必要はまったくありません。
ただ、一日中ずっと限界というわけでもないはずです。調子のいい午前中だけ、横になりながらスマホで調べるだけ、そういう小さな時間が積み重なると、意外と前に進めます。
副業の仕込みは、まとまった時間がなくてもできることがたくさんあります。ブログのネタをメモする、クラウドソーシングのサイトを眺める、資格の参考書を少し読む。そういった小さな積み上げが、後から大きな差になります。
「完全回復してから」は永遠に来ない
「もう少し体力が戻ったら始めよう」と思っていると、そのタイミングはなかなか来ません。体力が戻ったころには本業が再開して、また忙しくなるからです。
疲れやすい体質の人にとって、「万全の状態」はほぼ存在しません。だから、完全回復を待つのではなく、今の自分にできる小さなことから始めるという発想が大切です。
休んでいる今は、人生の中でも貴重な「少しだけ余白がある時期」かもしれません。その時間を、未来の自分への投資に使ってみてください。
休職中にできる副業の仕込み4選
①ブログを開設して記事を書きためる
副業の仕込みとして、最もおすすめなのがブログです。自分のペースで書けて、寝ている間も記事が働いてくれるストック型の副業だからです。
ブログは、書いた記事が資産になります。1記事書けば、それがずっとネット上に残り続けます。体力がない日は休んでいても、過去に書いた記事が検索されてアクセスを集めてくれます。
私自身、疲れやすい体質でブログを始めました。毎日更新しなくても、自分のペースで少しずつ積み上げることができています。休職中の時間を使って開設・記事執筆をしておくと、復職後に焦らなくて済みます。
開設にはレンタルサーバーとWordPressの契約が必要ですが、月数百円〜千円程度で始められます。
私の使っているレンタルサーバーです。特にコスパに優れています。
②クラウドソーシングに登録してスキルを試す
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業や個人と、働きたい人をつなぐサービスです。ランサーズやクラウドワークスが代表的です。
ライティング、イラスト、データ入力、アンケートなど、自分のスキルや体調に合わせて仕事を選べるのが特徴です。受注するかどうかは自分で決められるので、体力に合わせて無理なく動けます。
私はオーダーイラストやライティングの経験があります。クラウドソーシングはそういったスキルをそのまま活かせる場所です。休職中に登録してプロフィールを整えておくだけでも、復職後にすぐ動き出せる準備になります。
③資格・スキル勉強(簿記・FP・ライティングなど)
副業をすぐに始めるのが難しい時期でも、勉強という形で仕込むことができます。
たとえば簿記3級やFP3級は、副業の収支管理やお金の知識として直接役立ちます。副業で稼ぎ始めると確定申告が必要になるので、簿記の知識があると帳簿づけがスムーズになります。FPの知識は、副業収入をどう管理・活用するかを考えるときに役立ちます。
横になりながら動画講義を見る、スマホアプリで問題を解くなど、体力が少ない状態でも続けやすい勉強方法があります。休職中の時間を使ってコツコツ進めておきましょう。
勉強法について解説しています。
④SNSやポートフォリオで発信基盤を作る
副業で仕事を取るためには、自分の実績や作品を見せられる場所が必要です。休職中はその基盤を整える絶好の機会です。
イラストや文章、ハンドメイド作品など、過去に作ったものをまとめてポートフォリオを作る。SNSのプロフィールを整えて、少しずつ発信を始める。こういった準備は、体力がなくても少しずつ進められます。
私は絵本作家、ストックイラスト、オーダーイラスト、ハンドメイド作家と様々な形で発信・販売をしてきました。どの副業も、最初の一歩は「自分の作品を見せる場所を作ること」でした。焦らず、できる範囲で整えていきましょう。
体力がない人に向いている副業・向いていない副業
向いている:自分のペースで完結するもの
体力がない人に向いている副業の共通点は、自分のペースで進められることです。締め切りや勤務時間に縛られず、体調に合わせて動けるかどうかが重要なポイントになります。
向いている副業の例としては、以下のようなものがあります。
- ブログ・アフィリエイト:記事を書くペースは完全に自由。体調が悪い日は休める
- ストックイラスト:描いた作品を登録しておくだけで、売れたときに収入になる
- ハンドメイド販売:自分のペースで制作・出品できる
- ライティング:在宅で完結し、案件ごとに受注量を調整できる
- 資格取得・スキルアップ:副業の準備として、自分のペースで進められる
共通しているのは、誰かに合わせる必要がないという点です。体力が限られている人にとって、これは非常に大きな条件になります。
向いていない:シフト・納期・対人が多いもの
反対に、体力がない人が避けた方がいい副業もあります。
- シフト制のアルバイト:決まった時間に動かなければならず、体調不良の日に休みにくい
- 短納期の案件が多いクライアントワーク:急ぎの依頼が続くと体力的に追い詰められる
- 接客・対人サービス:人と関わることで消耗しやすい体質の人には特にきつい
- ノルマがある営業系副業:達成できないときの精神的なプレッシャーが大きい
これらが絶対にダメというわけではありませんが、体力が限られている時期には特にリスクが高い副業です。始めるとしても、体力が安定してからの方が長続きしやすいです。
疲れやすい人が長く続けるために大切なこと
どんな副業でも、長く続けるためにはいくつかの工夫が必要です。
まず、「毎日やらなければ」という思い込みを手放すこと。副業は継続が大切ですが、毎日完璧にこなす必要はありません。週に数回、少しずつ積み上げる方が、疲れやすい体質の人には合っています。
次に、体調が悪い日のルールを決めておくこと。「しんどい日は作業しない」「最低限これだけはやる」など、自分なりのラインを持っておくと、罪悪感を抱えずに休めます。
そして、収益化までに時間がかかることを最初から理解しておくこと。ブログもイラストも、最初はなかなか稼げません。焦って無理をするより、じっくり育てる感覚で向き合う方が、体力がない人には合っています。
副業は、体力がある人だけのものではありません。自分の体質に合ったやり方を選べば、疲れやすい人でも続けていけます。
私が疲れやすい体質で実際にやってきたこと
体力的に動けなかった時期のこと
私はもともと疲れやすい体質です。生まれつきの要因による病気があり、長い間、体調が安定しない日々が続いていました。
副業どころか、就職して働くこと自体が難しい時期がありました。「みんなが当たり前にしていることが、自分にはできない」という感覚は、じわじわと気力を削っていきます。
転機になったのは、症状に合う薬が開発されたことです。体調が少しずつ安定してきて、「今なら動けるかもしれない」と思えるようになりました。
その余白の中で始めたのが、絵本制作、ストックイラスト、オーダーイラスト、ハンドメイド販売、そしてブログです。万全の体調ではなくても、自分のペースでできることから始めた、それが私の出発点でした。
休んでいる時間にブログと勉強を始めた
体調が安定してきた時期に、まずブログを始めました。最初は書き方もわからず、1記事書くのにとても時間がかかりました。それでも、自分のペースで進められるブログは、疲れやすい私に合っていました。
同時に、簿記3級とFP3級の勉強も始めました。副業で収入が発生すると、お金の管理や確定申告が必要になります。横になりながら動画講義を見る、スマホで問題を解くなど、体力が少ない日でも続けられる方法で少しずつ進めています。
絵本作家として作品を出版し、ストックイラストの登録、オーダーイラストの受注、ハンドメイド作品の販売も経験してきました。どれも「体力が有り余っていたから」ではなく、自分のペースでできる範囲でやってきたことです。
少しずつ積み上げてきた今の状況
今も、毎日完璧にこなせているわけではありません。疲れた日は休みますし、思うように進まない時期もあります。
それでも、ブログは少しずつ記事が増えて、検索からのアクセスも入り始めています。勉強も、ゆっくりながら前に進んでいます。
体力がないなりに続けてこられた理由は、無理をしない仕組みを最初から作ったからだと思っています。毎日やらなくていい、完璧にやらなくていい、体調が悪い日は休んでいい。そのルールを自分に許可したことで、長く続けられています。
疲れやすい体質は、すぐには変わりません。でも、その体質のまま副業と向き合う方法は、必ずあります。
体力が戻ったときに一歩先に進むために
仕込んだものが後から動き出す
休んでいる時期に仕込んだものは、すぐには結果が出ないことがほとんどです。ブログは書いてもすぐにはアクセスが来ない。資格の勉強も、取得してすぐに収入につながるわけではない。それが現実です。
でも、仕込んだものは消えません。 休んでいる間に書いた記事は、ネット上に残り続けます。身につけた知識は、体調が戻ったときにそのまま使えます。登録したクラウドソーシングのプロフィールは、いつでも仕事を受ける準備ができた状態で待っています。
体調が安定してきたとき、何も準備していない人と、少しずつ仕込んできた人では、スタートラインが全然違います。休んでいる時期の小さな積み上げが、後から大きな差になって現れてくるのです。
焦らなくていい理由
副業は、早く始めた人が勝つわけではありません。自分のペースで続けられた人が、最終的に結果を出せます。
体調が不安定な時期に無理をして始めて、途中で完全に止まってしまうより、体調が許す範囲でゆっくり仕込んで、長く続ける方がずっといい。疲れやすい体質の人には、特にこの考え方が合っています。
焦らなくていいです。今日できた小さなことが、未来のあなたの土台になっています。
まとめ|今日できる小さな一歩を踏み出そう
体力がないと、副業は正直しんどいです。これは変わらない事実です。
でも、だからこそ休んでいる今が、仕込む最大のチャンスだということも、また事実です。
産休・育休中、介護休暇中、病気で休んでいる時期。そういった時間は、本業の疲れがない分、少しだけ余白があります。その余白を使って、ブログを始める、クラウドソーシングに登録する、資格の勉強をする。小さな積み上げが、後から大きな差になります。
完全に体調が戻るのを待っていたら、そのタイミングはなかなか来ません。万全でなくていい、毎日やらなくていい、今日できることだけやればいい。そのくらいの気持ちで、まず一歩踏み出してみてください。
疲れやすい体質のまま、自分のペースで副業と向き合う方法は必ずあります。この記事が、その一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
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