松下幸之助が体が弱かったって知ってた?疲れやすい私が起業を考えた話

働く

私は、疲れやすかったので、家でできる仕事を試行錯誤してきました。 主婦の友社から絵本を出版したこともあるし、ハンドメイド作家やイラストレーターをしたこともあります。

体力がないと、どうしても「普通の働き方」から外れてしまいがちです。でも、そのたびに「私には何ができるだろう」と考えてきました。そして、少しずつ自分なりの働き方を見つけてきました。

そんな私が、ある日「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助の生涯を知って、驚いたことがあります。 彼も、体が弱かったのです。体が弱いことを嘆くのではなく、それを前提に道を切り開いていった人でした。

このブログは疲れやすい人に向けて、仕事や生き方について発信しています。今日は松下幸之助の話を通じて、疲れやすい人が「どう生きるか」を一緒に考えてみたいと思います。

松下幸之助も、体が弱かったから起業した

小学校すら卒業できなかった

松下幸之助は、小学校を卒業していません。

父親が米相場に失敗して、家が没落しました。たった9歳で丁稚奉公に出されてしまいました。

末っ子だったので、母親と寝ていたような子が、いきなり和歌山から大阪、船場の大都会で、一人で寝るのです。毎晩泣きました。

職場では厳しくされて、ほとんどの丁稚が辞めていくのに、松下幸之助は誠意を見せ続けました。そして認められていきました。

火鉢屋から自転車屋へ、そして大阪電灯(今の関西電力)へ。頑張ってうまくいきすぎると同僚に嫉妬されるので、うまく気遣いすることも覚えていきました。

ところが、20代になると病気で会社員ができなくなってしまいます。

実家が貧しくて実家で療養することすらできませんでした。

だから、体調が悪い日も奥さんが手伝える仕事を考えました。当時は生活保護もありませんでした。起業するしかなかったのです。

最初に作ったのは電球のソケットでしたが、最初は全然売れませんでした。お金も底をついて、材料を売って食いつなぐほど追い詰められました。それでも諦めなかったのは、「他に選択肢がなかった」からでもあります。崖っぷちに立たされると、人は意外と強くなれるのかもしれません。

23歳で松下電気器具製作所を創業。それが現在のパナソニックとなったのです。


弱さが、経営の神様を生んだ

松下幸之助はお年寄りになるまでずっと体調が悪かったので、人に指示出しするのが上手くなり、経営の神様と呼ばれるようになりました。

これ、面白いと思いませんか?

「体が弱い」ということが、逆に強みになったのです。自分でなんでも抱え込めないから、人に任せるしかない。人に任せるから、組織が育つ。組織が育つから、大きな会社になる。

体力があって、自分でなんでもできてしまう人は、逆に人に任せるのが苦手だったりします。松下幸之助の弱さは、そのまま経営者としての強さに変わっていったのです。

晩年は松下政経塾を設立し、次世代のリーダーの育成に力を注ぎました。自分が学校に行けなかった分、後世の人たちへの教育に情熱を注いだのかもしれません。

経営についてや生き方についても、多くの本を書いています。

松下幸之助が残したメッセージ

熱意と工夫

松下幸之助は、賢いだけでは「それは理論上不可能だ」と気づくだけだと言いました。熱意があれば、それでも工夫するのです。

どのくらいの熱意かというと、トラブル対応の時は桶狭間の戦いの信長くらいの熱意。普段は、忠臣蔵の討ち入りくらいの熱意です。

「ここまで頑張ったけど、ダメだったか」で終わらず、それでも何とかしようとしないと、ただの人で終わると説きました。

疲れやすい人には、難しいことだと感じるでしょうか?

疲れやすい人向けの仕事や生き方についてこのブログでは発信しているのですが、魔法の方法なんてなくて、体が楽な方法でも、頭は使う必要があるし、肩こり腰痛、腱鞘炎、目の疲れなどはあって、すぐに軌道に乗るとも限りません。

結局は正々堂々と実力をつけ、公明正大な商売をするしかないのです。


感謝と思いやりで協力する

商売は一人でなんとかなるほど簡単なものではないので、協力し合うためには、感謝と思いやりが必要だと松下幸之助は説きました。

私はこれが苦手で、すぐ生意気になります(笑)協調性があんまりないんです。

そういう人って、リーダーとしては、一貫性があったりするんです。一人でフリーランスをやるならできるかもしれないけど。でも、それだと長く続く関係が作れないんですよね。私の課題です。頑張ります……。

でも実はこれ、疲れやすい人にとって特に重要だと思っています。体力がない分、誰かに頼らないといけない場面が多い。でも頼るためには、日頃から「この人は感じのいい人だな」と思ってもらえていないといけない。しんどいときだけ連絡してくる人より、普段から感謝を伝えてくれる人の方が、助けたくなりますよね。


適性に従う

松下幸之助は、努力すれば誰でも社長や総理大臣になれるわけではないと考えていました。その人の適性に従うことが、その人にとっての成功であると考えていたのです。

その人の適性が活かせる進路を選んで、真剣に努力したら、それでうまくいくはずだと考えていたのです。

私は高校生の時にこれを聞いて、進路選択でかなり重視していました。それにちょっとホッとしませんか?「なんでも努力すれば報われる」という言葉って、逆にプレッシャーになることがありますよね。でも「あなたにはあなたの適性がある」と言われると、今の自分を肯定してもらえる感じがします。

私は他にも、会社員なら給料の高い業界に所属しているかとか、フリーランスなら伸びるビジネスモデルかどうかとか、そういうことも大切だと思っています。どんなに努力しても、選ぶ土台が間違っていると結果が出にくいこともあるので。

フリーランスの伸びるビジネスモデルについては、こちらの記事を参考にしてください。


運命の95%は決まっている!?

松下幸之助は、運命の95%は決まっていて、残りの5%が努力で変えられると思っていました。

だから、ジタバタしても仕方ない。やれるだけのことをやったら、大船に乗ったつもりでいたらいいと考えていました。人事を尽くして天命を待つ、待っている間に焦らない。

そう考えると私も、私のせいじゃない生まれついての運命に関しては、自分を責めずに済みました。

この考え方、「諦め」に聞こえる人もいるかもしれません。でも私は逆だと思っています。 95%は変えられないからこそ、残りの5%に集中できる。全部自分の努力次第だと思っていたら、うまくいかないことがあるたびに「もっと頑張らなかった自分が悪い」と追い詰めてしまいます。でも95%は最初から決まっているなら、うまくいかないことの多くは「そういう運命だった」と手放せる。疲れやすい私には、この考え方がとても楽に感じます。


青春とは心の若さである

松下幸之助は、希望と熱意を持って、挑戦を続けていれば、それが青春で、心の若さなのだと考えていました。

年齢は関係ない。何歳でも、挑戦している人は青春の中にいるのです。

私も、顔が老けていっても、心は青春。ずっと自己ベストを更新し続けるんだ、と考えるようにしています。うまくいかない日があっても、「また挑戦中なんだから仕方ない」と思えると、落ち込みすぎなくて済む気がしています。


詳しくはこの本がおすすめです。

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今の時代なら、もっと起業しやすい

現代はIT革命の後である

現在ならITやAIの活用で、人を雇わなくても暮らしていけたかもしれないし、クラウドソーシングサイトで気軽にフリーランスの方に下請けとして手伝いを頼むことができます。

何より生活保護のある時代の日本になっているのです。当時は生活保護がなかったから、松下幸之助は追い詰められて起業した。今は、失敗しても最低限のセーフティネットがあります。それだけでも、挑戦のリスクはずいぶん違います。

ITを活用したフリーランスは下請けを雇ってチームで働くと量がこなせるようになります。でも最近は、クロードコワークというAIの出現によって、簡単なパソコン作業であればAIがやってくれます。下請けがほとんど必要なくなる時代が始まったのです。

これは疲れやすい人にとって、本当に大きな変化です。 以前は「仕事を増やすには人を雇うしかない」という時代でした。でも人を雇うのは、管理する体力も気力も必要です。疲れやすい人には、そこがネックでした。AIが補助的な作業を担ってくれるなら、一人でも無理なく仕事の幅を広げられる可能性があります。

ただ、AIに任せられるのは「決まったパターンの作業」が中心です。アイデアを出すこと、お客さんと信頼関係を築くこと、自分ならではの視点で発信すること——そういった部分は、まだまだ人間にしかできません。だからこそ、自分の「得意」や「個性」を磨くことが、これからの時代はより大切になってくると思っています。


小さな商売でも、リーダーは自分

松下幸之助が、命懸けで商売をした熱意。自分で商売をするなら、誰でも熱意が必要です。その中で時代に愛されたビジネスが、大企業になる。

小さい商売でも、希望を持つのは自分です。励ましてくれる上司がいないからです。意思決定をする人がリーダーなのです。

RPGゲームでも、リーダーは勇者です。魔法使いの方が魔法は上手い。他のキャラクターも勇者より優秀な部分が必ずあります。でも、いちばん勇気がある人がリーダーになるんです。

リスクを背負って商売を始めた人が、社長になるのと同じです。社長は最も優秀な人がなるのではありません。最も度胸のある人、責任を背負う器のある人が、優秀な人よりも上に立っているのです。

疲れやすくても、不器用でも、勇気を出してリスクを背負える人が、自分の人生のリーダーになれる。そう思うと、少し背中を押してもらえる気がしませんか。


雇われるか、独立するか——どちらを選ぶかはあなた次第

雇われることのできる条件が整っているなら、その方が安定もしています。

ただ、独立した場合、安定はしていなくても、すごく伸びる可能性があって、ずっと貧乏ではない可能性があるのです。

疲れやすい人の場合、パートや派遣、障害者雇用などにすると、どうしても収入は伸びづらいですよね。

どちらにかけるかは、その人の選択次第です。

大事なのは、「自分がどちらに向いているか」を冷静に見極めることだと思います。 人と話すのが好きで、決まったリズムで働く方が楽という人は、雇用が合っているかもしれません。一方で、自分のペースで動きたい、体調によって休める環境が必要という人には、独立の方が向いていることもある。どちらが正しいということはなく、自分の適性と生活スタイルに合った選択が、一番長続きします。松下幸之助が言った「適性に従う」は、ここにもつながっているのかもしれません。


個人的に適性で参考にしていたこと

四柱推命、算命学、手相などの占いで、会社員向きか起業向きか判断してもらえます。信じるかどうかはあなた次第ですが、無料の占いよりは、有料の詳しい占いは当たります。当たらない場合、占い師は、向いていない環境にいると考えます。経理畑が向いていて、ミスしない責任感が長所の人が、営業にいると融通が効かないと出てしまうかもしれません。

運がいいと向いている環境を引き寄せるとも考えられています。占いが当たらない人ほど占いで適性を見たほうがいい、と占い師は考えています。きちんと修行した占い師は10年は修行すると言われていて、教科書通りに占うので、伝え方の違いで個性が出るのです。優しい言い方がいいとか、しっかりアドバイスして欲しいとか、そういう違いがあります。前向きに行動を促すような伝え方をしてくれる占い師が良い占い師です。

あくまで遊びだと割り切って、励みにするような距離感で、私は楽しんでいます。

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