週末、一日中家でゴロゴロして過ごしたのに、月曜の朝になっても体が重い。
そんな経験、ありませんか?
私は疲れやすい体質なので、「休んでも疲れが取れない」ということが本当によくありました。ちゃんと寝たし、予定も入れなかったし、休んだはずなのに……と。
でもあるとき、気づいたんです。
疲れには種類があって、種類に合った休み方をしないと回復しないということに。
この記事では、私が実際にやっている「頭・心・体の3ゲージ管理」という体調管理の方法を紹介します。ペットのお世話ゲームみたいに自分をケアする、ちょっと変わった方法ですが、平日は仕事で頭を使い続ける社会人にこそ試してほしい内容です。
疲れの種類は3つある:頭・心・体
まず前提として、疲れをひとまとめに「疲れた」と捉えるのをやめました。私は疲れを3つに分けて考えています。
頭の疲れ(思考の疲労)
仕事で考え続けたり、情報を処理し続けたりしたときの疲れです。デスクワークの人は、体はほとんど動かしていないのに夕方にはぐったりしていますよね。あれは頭のゲージが減っている状態です。
- 集中力が続かない
- 簡単な判断ができない(夕飯のメニューすら決められない)
- 文章が頭に入ってこない
こんなサインが出ていたら、頭が疲れています。
体の疲れ(身体の疲労)
立ち仕事や運動、長時間の移動など、体を使ったときの疲れです。これが一番わかりやすい疲れですが、実はデスクワーク中心の人は、体はそこまで疲れていないことも多いんです。
- 筋肉が重い、だるい
- 肩や腰が痛い
- 動くのが億劫
「休んだのに回復しない」の正体
ここで冒頭の話に戻ります。
平日ずっとデスクワークで頭を使い続けた人が、週末に家でゴロゴロして過ごすとどうなるか。
体は休まります。でも、ゴロゴロしながらスマホでSNSや動画を見ていたら、頭は働き続けています。つまり、一番減っていた「頭のゲージ」は回復していないんです。
減っていないゲージを回復させて、減っているゲージを放置していた。これが「休んだのに疲れが取れない」の正体でした。
自分の疲れを5段階でチェックしてみる
3種類の疲れがあるとわかったら、次は「今の自分の状態」を数値化します。私は頭・心・体それぞれを5段階で評価しています。
| レベル | 状態 |
|---|---|
| 5 | 元気満タン。何でもできる |
| 4 | まだ余裕あり |
| 3 | ふつう。ここが分岐点 |
| 2 | 減ってきた。意識的な回復が必要 |
| 1 | 危険。最優先でケア |
たとえば、平日の水曜日の夜の私はこんな感じです。
- 頭:2(仕事で考えごとが続いた)
- 心:3(特にトラブルはないけど、じわじわ削れている)
- 体:4(デスクワークなのでほぼ減っていない)
これを毎晩寝る前に、ざっくりでいいので自己採点します。手帳の隅に「頭2 心3 体4」とメモするだけ。30秒で終わります。
ポイントは、正確さより継続です。厳密に測ろうとすると続かないので、直感で「今日は頭が2くらいかな」でOKです。
体調管理はペットのお世話ゲームだと思うと、続けられる
正直に言うと、「セルフケアをしましょう」と言われても、私は全然続きませんでした。自分のケアって、なんだか義務っぽくて腰が重いんですよね。
でも、あるとき気づいたんです。これってペットのお世話ゲームと同じ構造だなって。
たまごっちや育成ゲームをやったことがある人ならわかると思うのですが、あのゲームって「お腹すいたゲージ」「ごきげんゲージ」を見ながら、タイミングよくごはんをあげたり遊んであげたりしますよね。ゲージを見て、必要なお世話を、必要なタイミングでする。それだけのことなのに、不思議と楽しく続けられる。
だったら、自分自身を育成キャラだと思ってお世話すればいい。
「今日は頭ゲージが2まで減ってるな。よし、頭を回復させるお世話をしよう」
こう考えると、セルフケアが義務から攻略に変わります。「疲れているのに何もできない自分」を責めるのではなく、「ゲージが減っているから回復アイテムを使う」だけ。感情を切り離して、淡々とお世話できるようになりました。
行動→回復の対応表を作っておく
ゲームで言えば、どのアイテムがどのゲージを回復させるのかを知らないと攻略できません。そこで私は、自分の行動が3つのゲージにどう効くかを対応表にしています。
| 行動 | 頭 | 心 | 体 |
|---|---|---|---|
| 睡眠(7時間以上) | ◎ | ○ | ◎ |
| ヨガ・ストレッチ | ○ | ○ | ◎ |
| 温泉・入浴 | ○ | ◎ | ◎ |
| 散歩 | ◎ | ○ | △※ |
| 美術館めぐり | ○ | ◎ | △※ |
| 外食(おいしいもの) | − | ◎ | − |
| 何も考えずぼーっとする | ◎ | ○ | ○ |
| スマホでSNS・動画 | ✕ | △ | − |
※散歩や美術館は体力を使うので、体ゲージが1のときは逆効果になることも
この表は人によって違います。私の場合はヨガと温泉が万能回復アイテムですが、人によっては「カラオケで心が全回復する」とか「サウナで頭がリセットされる」とか、いろいろあるはず。
大事なのは、自分にとっての回復アイテムを実験して見つけておくことです。何かをした翌日に「あれ、今日は調子いいな」と思ったら、それがあなたの回復アイテムです。
家のお風呂でも、見た目に華やかな入浴剤を使うと、すごく気晴らしになります。
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疲れている日は、ちょっとこだわりのレトルトカレーを選ぶのも楽しいです。
私の1週間:平日は頭を守り、週末は体と心を回復
対応表ができたら、あとは1週間単位で運用します。私の場合はこうです。
平日:頭の疲れの取り方は「守り」が9割
平日は仕事で頭を使うので、頭ゲージがどんどん減ります。だから平日の夜は「これ以上頭を減らさない」ことを最優先にします。
- 夜はスマホをだらだら見ない(頭ゲージがさらに減る)
- 夕飯のメニューは考えない(週末に決めておく、または固定化、作り置きなど)
- 湯船に浸かってぼーっとする
頭が疲れている日に一番やりがちなのが、「疲れたからスマホでも見よう」です。これ、休憩のつもりで頭ゲージを削り続ける行動なんですよね。後で詳しく書きます。
土日:頭を休ませて、体を動かして、心を楽しませる
週末は3ゲージの回復デーです。ポイントは、平日とは逆のことをすること。
- 頭は徹底的に休ませる:難しいことを考えない、情報を入れない
- 体はあえて動かす:ヨガ、ストレッチ、散歩。デスクワークの体は「疲れている」というより「固まっている」ので、動かしたほうが回復する
- 心を楽しませる:温泉、美術館、おいしいごはん
面白いのは、体を「休ませる」のではなく「動かす」ほうが回復するということ。デスクワーク中心の生活だと、体ゲージは減っていないのに固まってだるくなっているだけなので、軽く動かしたほうが月曜が楽なんです。
要注意:「偽の休憩」にだまされない
最後に、一番伝えたいことを書きます。
世の中には、休憩のふりをしてゲージを削ってくる行動があります。私はこれを「偽の休憩」と呼んでいます。
代表例が、疲れた日のスマホです。
仕事で頭がヘトヘトの夜、ソファに寝転がってSNSや動画を見る。体は休んでいるように見えます。でも、画面から流れ込んでくる情報を処理しているのは頭です。つまり、一番疲れている頭のゲージを、休憩と称してさらに削っている。
- 疲れた→スマホを見る→頭がさらに疲れる→眠りが浅くなる→翌朝も疲れている
このループに、私は何年もハマっていました。
「休んでいるのに疲れが取れない」と感じている人は、一度自分の休憩を疑ってみてください。その休憩、本当に減っているゲージを回復させていますか? それとも、ただ座っているだけで、頭は働き続けていませんか?
まとめ:体調管理は「自分を大切にお世話するゲーム」
長くなったので、まとめます。
- 疲れは「頭・心・体」の3種類に分けて考える
- 毎晩、3つのゲージを5段階で自己採点する(30秒でOK)
- 自分にとっての回復アイテム(行動)の対応表を作る
- 減っているゲージに合ったお世話を、タイミングよくする
- 「偽の休憩」に注意する
疲れやすい体質は、なかなか変えられません。私も変えられませんでした。
でも、疲れとの付き合い方は変えられます。自分を育成ゲームのキャラだと思って、ゲージを見ながら丁寧にお世話する。そう考えるようになってから、「疲れている自分はダメだ」と責めることが減って、「今日はどのお世話をしようかな」と少し楽しめるようになりました。
まずは今夜、寝る前に自己採点してみてください。「頭・心・体、今日はそれぞれ何点かな?」って。
そこから、あなたのお世話ゲームが始まります。
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